医薬経済オンライン

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製薬企業の「ポケモンGO」は生まれるか

2016年11月15日号

「ポケモンGOでは社会不安障害の患者も屋外に出るということですが、これにより患者の症状を改善できるかもしれません」  10月13日、横浜市で開催された「バイオジャパン2016」で講演したスイス・ノバルティスのマット・オーエンズ氏は、ポケモンGOを引き合いに、仮想現実(バーチャルリアリティ=VR)の技術を応用した精神疾患分野での新治療法の可能性について説いた。 「ゲームのようなもので疾患を改善する。目標は個別化医療。ノバルティスでも患者ごとにカスタム化できないか構想がある」  オーエンズ氏はスイス本社のデジタルメディスン執行部長で、デジタル技術と医療を融合させたあらゆる製品・サービスを探索している。例えばノバルティスの子会社で眼科領域を専門とするアルコンでは、米グーグルからマイクロチップなどの小型化や非侵襲性センサーの技術を得て、涙の成分を常時分析... 「ポケモンGOでは社会不安障害の患者も屋外に出るということですが、これにより患者の症状を改善できるかもしれません」  10月13日、横浜市で開催された「バイオジャパン2016」で講演したスイス・ノバルティスのマット・オーエンズ氏は、ポケモンGOを引き合いに、仮想現実(バーチャルリアリティ=VR)の技術を応用した精神疾患分野での新治療法の可能性について説いた。 「ゲームのようなもので疾患を改善する。目標は個別化医療。ノバルティスでも患者ごとにカスタム化できないか構想がある」  オーエンズ氏はスイス本社のデジタルメディスン執行部長で、デジタル技術と医療を融合させたあらゆる製品・サービスを探索している。例えばノバルティスの子会社で眼科領域を専門とするアルコンでは、米グーグルからマイクロチップなどの小型化や非侵襲性センサーの技術を得て、涙の成分を常時分析でき

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