早くも退陣説が出る蓮舫氏の「憂鬱」
身内重視人事で批判、衆院転身でも一悶着
2016年11月15日号
前途多難な党運営 蓮舫新代表の下、再建をめざす民進党のもたつきが止まらない。旧民主党時代の低支持率から抜け出せず、新代表の国民的人気を背に再浮上を図るという当初の思惑も萎みつつある。政権交代どころか、政界の「安倍(晋三首相)一強」体制を補完しているのが現状だ。旧民主党ならではの内輪もめも抑えられず、蓮舫氏の党内基盤は早くも大きく揺らいでいる。
11月1日夜。都内で民進党と連合の手打ちに向けたトップ会談が行われた。
党側からは蓮舫氏と野田佳彦幹事長、連合側からは神津里季生会長と逢見直人事務局長が出席した。関係者によると、終始和やかな雰囲気だったという。それでも、民進党が連合の仇敵、共産党との関係を深めていることに、神津会長がクギを刺す場面もあった。蓮舫氏や野田氏は「次期衆院選で、共産党のために民進党の候補を下ろすようなことは考えていない」...
前途多難な党運営 蓮舫新代表の下、再建をめざす民進党のもたつきが止まらない。旧民主党時代の低支持率から抜け出せず、新代表の国民的人気を背に再浮上を図るという当初の思惑も萎みつつある。政権交代どころか、政界の「安倍(晋三首相)一強」体制を補完しているのが現状だ。旧民主党ならではの内輪もめも抑えられず、蓮舫氏の党内基盤は早くも大きく揺らいでいる。
11月1日夜。都内で民進党と連合の手打ちに向けたトップ会談が行われた。
党側からは蓮舫氏と野田佳彦幹事長、連合側からは神津里季生会長と逢見直人事務局長が出席した。関係者によると、終始和やかな雰囲気だったという。それでも、民進党が連合の仇敵、共産党との関係を深めていることに、神津会長がクギを刺す場面もあった。蓮舫氏や野田氏は「次期衆院選で、共産党のために民進党の候補を下ろすようなことは考えていない」と釈
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