医薬経済オンライン

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健康食品で有名医師が「信用毀損」

医業停止3ヵ月のコウノメソッド提唱者

2016年11月1日号

「アンチエイジング」「美白」「若さを保つ」──。健康に関心のある中高年をターゲットにした健康食品の広告記事やテレビCMが盛んだ。検索サイトのバナー広告でも頻出し、最近では食品会社だけでなく、製薬会社の名前を目にすることも珍しくなくなった。  例えば、国内最大手の武田薬品。異色のミドリムシ事業を展開する「ユーグレナ」(東京都文京区、出雲充社長)と提携し、健康食品「緑の習慣」を上市している。武田の場合は、ヘルスケア部門を分社化するため、独立採算で生きていくための布石かもしれないが、「武田」の冠は消費者へアピールするにあたって頼もしいだろう。  武田に限らず、名の知れた製薬会社が販売しているというだけで、消費者にはある意味、薬同様の信頼感を抱かせる。シバリが厳しい医薬品とは異なり、消費者へのアピールもある程度は可能な健康食品だが、それでもやり過ぎ... 「アンチエイジング」「美白」「若さを保つ」──。健康に関心のある中高年をターゲットにした健康食品の広告記事やテレビCMが盛んだ。検索サイトのバナー広告でも頻出し、最近では食品会社だけでなく、製薬会社の名前を目にすることも珍しくなくなった。  例えば、国内最大手の武田薬品。異色のミドリムシ事業を展開する「ユーグレナ」(東京都文京区、出雲充社長)と提携し、健康食品「緑の習慣」を上市している。武田の場合は、ヘルスケア部門を分社化するため、独立採算で生きていくための布石かもしれないが、「武田」の冠は消費者へアピールするにあたって頼もしいだろう。  武田に限らず、名の知れた製薬会社が販売しているというだけで、消費者にはある意味、薬同様の信頼感を抱かせる。シバリが厳しい医薬品とは異なり、消費者へのアピールもある程度は可能な健康食品だが、それでもやり過ぎは

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