医薬経済オンライン

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ツムラの「明日」占う中国開拓

手は打つも国内の環境悪化は止まらず

2016年11月1日号

投資家へのアピールも重要「市場は、アグレッシブなビジネスモデルの樹立を、3年目を迎えた加藤照和社長に強く求めている」と本誌が綴ったのは、14年6月1日号のことだった。このときは、12年6月に経営のバトンを芳井順一前社長から引き継いだツムラの若きトップを円安の進行、原料高の進展、株価の下落という三重苦が襲い、芳井前社長が進めた同社独特のビジネスモデルに、綻びが生じ始めたことを指摘したものだった。  それから2年余り。ツムラを取り巻く経営環境は、国内市場における伸びしろの縮小と、いよいよ現実味を帯びてきたOТC類似薬の保険給付除外論によって、五重苦というよりは、放置すれば、企業としての「死」を招きかねない合併症に近いと言えるかもしれない。「芳井社長の秘蔵っ子」(同社OB談)との評を裏切らず、社長就任後も一貫して前任者の敷いた経営路線を忠実になぞりなが... 投資家へのアピールも重要「市場は、アグレッシブなビジネスモデルの樹立を、3年目を迎えた加藤照和社長に強く求めている」と本誌が綴ったのは、14年6月1日号のことだった。このときは、12年6月に経営のバトンを芳井順一前社長から引き継いだツムラの若きトップを円安の進行、原料高の進展、株価の下落という三重苦が襲い、芳井前社長が進めた同社独特のビジネスモデルに、綻びが生じ始めたことを指摘したものだった。  それから2年余り。ツムラを取り巻く経営環境は、国内市場における伸びしろの縮小と、いよいよ現実味を帯びてきたOТC類似薬の保険給付除外論によって、五重苦というよりは、放置すれば、企業としての「死」を招きかねない合併症に近いと言えるかもしれない。「芳井社長の秘蔵っ子」(同社OB談)との評を裏切らず、社長就任後も一貫して前任者の敷いた経営路線を忠実になぞりながら諸

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