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interview

くすりの適正使用協議会/日本OTC医薬品協会/日本一般用医薬品連合会/バイオシミラー協議会理事長、DIAプレジデント 黒川達夫

(株)薬新 井高恭彦

2016年11月1日号

微力だが、お手伝いしたい 厚生労働省の薬系OBで黒川達夫氏ほど多くの医薬品関連団体、組織のトップを兼任した人物がかつていただろうか。08年に大臣官房審議官で退官し、千葉大学大学院医学薬学府の特任教授となったが、11年に慶應義塾大学薬学部教授に籍を移して以降、いくつもの団体からひっきりなしに声がかかる。現在は、5つの団体、組織で采配を振るう。その気力、体力、使命感の源泉はどこにあるのか。黒川氏に、ここに至る経緯、今後の展望を聞いた。──退官後、初の団体の要職就任は12年4月のくすりの適正使用協議会でした。黒川 同じ年の6月に日本QA研究会の会長になったが、懸案の一般社団化が実現したので2年で降りた。35年と少し厚労省にいたが、携わった業務は安全性関連が多く、その流れで、くすりの適正使用協議会に至った感じだ。──過去に会員数が減少した時期がありましたが、現... 微力だが、お手伝いしたい 厚生労働省の薬系OBで黒川達夫氏ほど多くの医薬品関連団体、組織のトップを兼任した人物がかつていただろうか。08年に大臣官房審議官で退官し、千葉大学大学院医学薬学府の特任教授となったが、11年に慶應義塾大学薬学部教授に籍を移して以降、いくつもの団体からひっきりなしに声がかかる。現在は、5つの団体、組織で采配を振るう。その気力、体力、使命感の源泉はどこにあるのか。黒川氏に、ここに至る経緯、今後の展望を聞いた。──退官後、初の団体の要職就任は12年4月のくすりの適正使用協議会でした。黒川 同じ年の6月に日本QA研究会の会長になったが、懸案の一般社団化が実現したので2年で降りた。35年と少し厚労省にいたが、携わった業務は安全性関連が多く、その流れで、くすりの適正使用協議会に至った感じだ。──過去に会員数が減少した時期がありましたが、現在は

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