医薬経済オンライン

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医療企業・その現状と展望

リオン 補聴器の草分けで国内最大手

—医療・環境で事業を拡大—

2016年10月15日号

 リオンが日本初の量産型補聴器を発売したのが48年、現在はリオネット補聴器のブランドで国内補聴器業界のトップシェアを占め、海外展開も進めている。目立たず快適な使用感をもたらす「小型化」、個々の音のニーズ対応を可能にした「デジタル化」に加えて、世界初の「防水化」などの先進技術による新製品開発で製品ラインアップを充実させてきたのが大きな強みだ。現在、耳穴型オーダーメイド補聴器、耳かけ型補聴器、ポケット型補聴器などのカテゴリー豊富な製品群を構成し、幅広い需要を取り込んでいる。合わせて難聴者訓練用機器、補聴器試験測定装置など聴能設備機器も手掛けている。  補聴器事業の技術は音・振動の研究成果を基盤としたものだが、その延長線上として耳鼻科領域を中心に医用検査機器事業への展開につなげている。難聴治療の医療機関向けに、聴力検査機器のオージオメーター、イ...  リオンが日本初の量産型補聴器を発売したのが48年、現在はリオネット補聴器のブランドで国内補聴器業界のトップシェアを占め、海外展開も進めている。目立たず快適な使用感をもたらす「小型化」、個々の音のニーズ対応を可能にした「デジタル化」に加えて、世界初の「防水化」などの先進技術による新製品開発で製品ラインアップを充実させてきたのが大きな強みだ。現在、耳穴型オーダーメイド補聴器、耳かけ型補聴器、ポケット型補聴器などのカテゴリー豊富な製品群を構成し、幅広い需要を取り込んでいる。合わせて難聴者訓練用機器、補聴器試験測定装置など聴能設備機器も手掛けている。  補聴器事業の技術は音・振動の研究成果を基盤としたものだが、その延長線上として耳鼻科領域を中心に医用検査機器事業への展開につなげている。難聴治療の医療機関向けに、聴力検査機器のオージオメーター、インピ

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