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interview

澤井健造・沢井製薬取締役常務執行役員戦略企画部長営業本部副本部長

2016年10月15日号

米国でビジネスチャンスを 15年6月に策定された「骨太の方針」に多くの業界関係者は度肝を抜かれた。後発品使用量を「17年半ばに70%以上とするとともに、18〜20年度末までのなるべく早い時期に80%以上とする」という新目標が掲げられたためだ。 後発品業界への期待の表れ、とも受け取れなくはないが、その意欲的な数値に後発品メーカー各社は事業計画を練り直さざるを得なかった。沢井製薬もその1社だ。骨太の方針策定直前の15年5月に公表した15〜17年度の3ヵ年中期経営計画「M1 TRUST 2018」も見直しを余儀なくされ、16年8月に修正版を発表した。そのうち生産に関しては、これまで沢井がこだわってきた自社製造を、一部外部委託を活用する方針に転換した。新目標はそれほど影響が大きいものだった。 16年度も折り返し地点を回り、17年半ばの到来まで1年を切った。今後の事業展開について、次... 米国でビジネスチャンスを 15年6月に策定された「骨太の方針」に多くの業界関係者は度肝を抜かれた。後発品使用量を「17年半ばに70%以上とするとともに、18〜20年度末までのなるべく早い時期に80%以上とする」という新目標が掲げられたためだ。 後発品業界への期待の表れ、とも受け取れなくはないが、その意欲的な数値に後発品メーカー各社は事業計画を練り直さざるを得なかった。沢井製薬もその1社だ。骨太の方針策定直前の15年5月に公表した15〜17年度の3ヵ年中期経営計画「M1 TRUST 2018」も見直しを余儀なくされ、16年8月に修正版を発表した。そのうち生産に関しては、これまで沢井がこだわってきた自社製造を、一部外部委託を活用する方針に転換した。新目標はそれほど影響が大きいものだった。 16年度も折り返し地点を回り、17年半ばの到来まで1年を切った。今後の事業展開について、次代

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