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話題の焦点

「航空会社登録医師」

2016年10月1日号

 旅行中、とくに長時間フライトの機内に医師が同乗していると非常に心強い。海外では、機内の急病人対策として、事前登録医師による協力体制を運用している会社が多い。 日本でも、ようやく今年2月にJALがスタート、9月にはANAも追随した。 医療行為は、たとえ善意であっても、時には訴えられて損害賠償責任を負う場合があり得る。それが、事前登録医師制度下では、原則、航空会社負担となる。 医師は登録することで、ラウンジサービスの無料利用とか記念品贈呈とかの特典が受けられるが、海外のほうがやや充実しているようだ。 JALは現在までに500人程度登録したとしているが、傷病者の救護例はまだない。 JALでのドクターコールは、それまで国際線で年間最高393例、国内線で最高134例発生している。 事前登録制の普及徹底により、今後専門外医師でも積極的に治療参画することが期待...  旅行中、とくに長時間フライトの機内に医師が同乗していると非常に心強い。海外では、機内の急病人対策として、事前登録医師による協力体制を運用している会社が多い。 日本でも、ようやく今年2月にJALがスタート、9月にはANAも追随した。 医療行為は、たとえ善意であっても、時には訴えられて損害賠償責任を負う場合があり得る。それが、事前登録医師制度下では、原則、航空会社負担となる。 医師は登録することで、ラウンジサービスの無料利用とか記念品贈呈とかの特典が受けられるが、海外のほうがやや充実しているようだ。 JALは現在までに500人程度登録したとしているが、傷病者の救護例はまだない。 JALでのドクターコールは、それまで国際線で年間最高393例、国内線で最高134例発生している。 事前登録制の普及徹底により、今後専門外医師でも積極的に治療参画することが期待さ

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