医薬経済オンライン

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「言語AI」が変える医療情報

「自動翻訳」が東京オリンピックで実用化、誤訳の責任問題は

2016年10月1日号

「VoiceTra」は画面で翻訳結果を確認できる 手に持ったスマートフォンに英語で語りかける。 「It's throbbing」  1秒で日本語の音声に変換される。 「ズキズキします」  日本語は英語に、英語は日本語になり返ってくる。  翻訳するのは、スマホに入れた多言語音声翻訳アプリ「Voice Tra」(ボイストラ)。総務省管轄の国立研究開発法人「情報通信研究機構」(NICT)が開発した無料アプリだ。人工知能(AI)の利用によって、英語、中国語、韓国語、スペイン語など10言語以上を音声で自動翻訳できる。  10年にNICTから公開されたボイストラは当初、意味不明な翻訳が多く「使えない」と不評だった。しかし、今では改良が重ねられ、英語でTOEIC600〜700点レベルの会話に対応できる能力を獲得。15年10月に新バージョンが公表された。  同時に総務省は、NICTに加えてパナソ... 「VoiceTra」は画面で翻訳結果を確認できる 手に持ったスマートフォンに英語で語りかける。 「It's throbbing」  1秒で日本語の音声に変換される。 「ズキズキします」  日本語は英語に、英語は日本語になり返ってくる。  翻訳するのは、スマホに入れた多言語音声翻訳アプリ「Voice Tra」(ボイストラ)。総務省管轄の国立研究開発法人「情報通信研究機構」(NICT)が開発した無料アプリだ。人工知能(AI)の利用によって、英語、中国語、韓国語、スペイン語など10言語以上を音声で自動翻訳できる。  10年にNICTから公開されたボイストラは当初、意味不明な翻訳が多く「使えない」と不評だった。しかし、今では改良が重ねられ、英語でTOEIC600〜700点レベルの会話に対応できる能力を獲得。15年10月に新バージョンが公表された。  同時に総務省は、NICTに加えてパナソニッ

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