間違いだらけのHTA
英「CDF推奨」の最新動向
第15回
東京大学大学院薬学系研究科 五十嵐中
2016年10月1日号
「最終結果は16年9月に発表される」とアナウンスされていた、非小細胞性肺がんに対する「オプジーボ」の英国NICEの評価結果だが、製薬会社 (ブリストル・マイヤーズスクイブ)が患者アクセススキームを含んだ新たな提案をしたこともあり、現段階ではまだ結論が出ていない。
NICEのウェブサイトにおける最終更新日は9月15日で、扁平上皮がんに関して「8月に行われた評価委員会の議論を受けたリリース文はまだ公開の段階に達していない。準備が整い次第、情報を更新していく」とあり、最終の評価結果が公表されるまでには、もうしばらく時間がかかる見込みだ。随時情報をチェックしつつ、公表され次第この連載で内容を紹介していきたい。
前回9月1日号では、NICEで「非推奨となった抗がん剤へのアクセス」「まだ評価中の抗がん剤へのアクセス」双方を担保す...
「最終結果は16年9月に発表される」とアナウンスされていた、非小細胞性肺がんに対する「オプジーボ」の英国NICEの評価結果だが、製薬会社 (ブリストル・マイヤーズスクイブ)が患者アクセススキームを含んだ新たな提案をしたこともあり、現段階ではまだ結論が出ていない。
NICEのウェブサイトにおける最終更新日は9月15日で、扁平上皮がんに関して「8月に行われた評価委員会の議論を受けたリリース文はまだ公開の段階に達していない。準備が整い次第、情報を更新していく」とあり、最終の評価結果が公表されるまでには、もうしばらく時間がかかる見込みだ。随時情報をチェックしつつ、公表され次第この連載で内容を紹介していきたい。
前回9月1日号では、NICEで「非推奨となった抗がん剤へのアクセス」「まだ評価中の抗がん剤へのアクセス」双方を担保するCa
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