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医療企業・その現状と展望

HOYA 「小さな池の大きな魚」戦略に特徴

—ライフケア構成比は6割を突破—

2016年10月1日号

 HOYAは国内初の光学ガラス専門企業として創業、クリスタルガラスで知られた企業だが、技術革新と多角化を推進、事業の軸をガラスから光へ発展させ、現在は大別してライフケアと情報・通信の2分野をグローバルに展開している。経営の基本方針は、独自の技術開発によって新規市場を創造・育成し、高いシェアを確保、その市場でのリーディング企業となることで成長と最大の利益を獲得することだ。これを「小さな池(市場)の大きな魚(トップシェア)」戦略と称している。  この戦略が成功していることは、現在のライフケア、情報・通信事業の主要製品の市場シェアに明らかだ。ライフケアでは眼鏡レンズが世界2位の15%、コンタクトレンズが国内1位の26%、非球面光学ガラスレンズが世界1位の30%、人工骨が国内1位の50%、情報・通信ではLCD(液晶ティスプレイ)フォトマスクが世界1位の30%、...  HOYAは国内初の光学ガラス専門企業として創業、クリスタルガラスで知られた企業だが、技術革新と多角化を推進、事業の軸をガラスから光へ発展させ、現在は大別してライフケアと情報・通信の2分野をグローバルに展開している。経営の基本方針は、独自の技術開発によって新規市場を創造・育成し、高いシェアを確保、その市場でのリーディング企業となることで成長と最大の利益を獲得することだ。これを「小さな池(市場)の大きな魚(トップシェア)」戦略と称している。  この戦略が成功していることは、現在のライフケア、情報・通信事業の主要製品の市場シェアに明らかだ。ライフケアでは眼鏡レンズが世界2位の15%、コンタクトレンズが国内1位の26%、非球面光学ガラスレンズが世界1位の30%、人工骨が国内1位の50%、情報・通信ではLCD(液晶ティスプレイ)フォトマスクが世界1位の30%、HD

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