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interview

山本隆一・一般財団法人医療情報システム開発センター理事長

2016年10月1日号

DBの特質を理解し比較を 厚生労働省医薬・生活衛生局安全対策課の「医療情報データベース」(MID─NET)が、18年からの本格運用開始に向け着々と準備を進めている。9月以降にも運用ルールや利用料の詳細を詰めていく予定だ。一方、保険局医療介護連携政策課が進める「レセプト情報・特定健診等情報データベース」(NDB)では、年内に「第1回NDBオープンデータ」の公表が予定されている。診療行為や処方薬剤など、項目ごとに集計したエクセルファイルやグラフをウェブ上で公開するというものだ。 山本隆一氏は大阪医科大学卒業後、内科医、病理医を経て、東京大学大学院情報学環准教授、日本医療情報学会長を歴任。現在、2つのデータベース事業の検討会で構成員を務める山本氏に、それぞれの特徴や活用法について聞いた。──製薬業界と関係が深いのは、どちらのデータベースですか。山本 M... DBの特質を理解し比較を 厚生労働省医薬・生活衛生局安全対策課の「医療情報データベース」(MID─NET)が、18年からの本格運用開始に向け着々と準備を進めている。9月以降にも運用ルールや利用料の詳細を詰めていく予定だ。一方、保険局医療介護連携政策課が進める「レセプト情報・特定健診等情報データベース」(NDB)では、年内に「第1回NDBオープンデータ」の公表が予定されている。診療行為や処方薬剤など、項目ごとに集計したエクセルファイルやグラフをウェブ上で公開するというものだ。 山本隆一氏は大阪医科大学卒業後、内科医、病理医を経て、東京大学大学院情報学環准教授、日本医療情報学会長を歴任。現在、2つのデータベース事業の検討会で構成員を務める山本氏に、それぞれの特徴や活用法について聞いた。──製薬業界と関係が深いのは、どちらのデータベースですか。山本 MID

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