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官庁ふるさと人脈

北海道(下) 国交省や農水省にも一大勢力

2016年10月1日号

 8月12日、函館空港に台湾の格安航空会社(LCC)タイガーエア台湾の一番機が降り立った。函館—台北線の定期便の就航だ。函館—台北線の定期便就航はこれで3社目だが、LCCの定期便乗り入れは初めて。運航は週5日の1往復ずつで、北海道は台湾からのスキー客の人気が高い。道は台湾人観光客のさらなる増加を見込んでいる。 北海道では道を中心に道内7空港の一括民営化を進めている。計画によると、国管理の新千歳、函館、釧路、稚内の4空港に加え、道や市管理の旭川、帯広、女満別の計7空港を一括民営化する方針だ。13年施行の「民活空港運営法」で、国や自治体が管理する空港の運営について民間委託が可能となり、空港ビルや滑走路などの設備を、民間企業が一体運営できるようになった。 例えば、国管理の空港では旅客機の着陸料を国が一律で決めているが、民営化すれば運営会社が決められる。これ...  8月12日、函館空港に台湾の格安航空会社(LCC)タイガーエア台湾の一番機が降り立った。函館—台北線の定期便の就航だ。函館—台北線の定期便就航はこれで3社目だが、LCCの定期便乗り入れは初めて。運航は週5日の1往復ずつで、北海道は台湾からのスキー客の人気が高い。道は台湾人観光客のさらなる増加を見込んでいる。 北海道では道を中心に道内7空港の一括民営化を進めている。計画によると、国管理の新千歳、函館、釧路、稚内の4空港に加え、道や市管理の旭川、帯広、女満別の計7空港を一括民営化する方針だ。13年施行の「民活空港運営法」で、国や自治体が管理する空港の運営について民間委託が可能となり、空港ビルや滑走路などの設備を、民間企業が一体運営できるようになった。 例えば、国管理の空港では旅客機の着陸料を国が一律で決めているが、民営化すれば運営会社が決められる。これに

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