注目新薬と市場展望
オプジーボ「026試験」失敗の衝撃
第2回
UBS証券株式会社 調査本部アナリスト 関 篤史
2016年9月15日号
どんなによい薬でも、試験デザインがその商業的ポテンシャルに大きく影響を与え得るという教訓を、かつてないほどに示した例であるだろう。
8月5日にブリストルマイヤーズ・スクイブが公表した「オプジーボ」の非小細胞肺がん(NSCLC)ファーストライン適応試験CheckMate-026の失敗は、製薬業界に大きな衝撃をもたらした。この試験結果で、今後2〜5年程度、免疫チェックポイント阻害剤の業界絵図が大きく塗り替えられることになり、BMSはNSCLCファーストライン適応取得が日米ともに4番手または5番手と大きく出遅れる公算だ。
どんなによい薬でも、試験デザインがその商業的ポテンシャルに大きく影響を与え得るという教訓を、かつてないほどに示した例であるだろう。
8月5日にブリストルマイヤーズ・スクイブが公表した「オプジーボ」の非小細胞肺がん(NSCLC)ファーストライン適応試験CheckMate-026の失敗は、製薬業界に大きな衝撃をもたらした。この試験結果で、今後2〜5年程度、免疫チェックポイント阻害剤の業界絵図が大きく塗り替えられることになり、BMSはNSCLCファーストライン適応取得が日米ともに4番手または5番手と大きく出遅れる公算だ。
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