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医療企業・その現状と展望

トプコン 眼科医療機器で存在感

—卓越した光学技術が基盤—

2016年9月15日号

 トプコンは32年の創業から培ってきた光学技術をベースに、M&Aなどを通じてさまざまな技術を融合することによって、最先端あるいは独創的な世界初、世界トップの商品を提供してきたハイテク企業である。創業時から生産してきた測量機器に加えて、戦後は47年に眼科用医療機器に参入、65年に眼底カメラ、74年に手術用顕微鏡などを開発・発売、さらに90年にGPS(全地球測位システム)、94年にマシンコントロール、06年に精密農業、07年に移動体制御の関連機器を展開してきた。規模はニコンなど大手の6分の1程度でしかないが「技術のトプコン」として世界的に高い評価を得ている。  これを実証しているのが海外比率だ。15年度の地域別売上構成比は、日本が21.4%、海外が78.6%、海外は国内の約4倍の規模に達している。内訳は北米27.8%、欧州25.9%、中国6.2%、アジア・オセアニア11.4%、その他...  トプコンは32年の創業から培ってきた光学技術をベースに、M&Aなどを通じてさまざまな技術を融合することによって、最先端あるいは独創的な世界初、世界トップの商品を提供してきたハイテク企業である。創業時から生産してきた測量機器に加えて、戦後は47年に眼科用医療機器に参入、65年に眼底カメラ、74年に手術用顕微鏡などを開発・発売、さらに90年にGPS(全地球測位システム)、94年にマシンコントロール、06年に精密農業、07年に移動体制御の関連機器を展開してきた。規模はニコンなど大手の6分の1程度でしかないが「技術のトプコン」として世界的に高い評価を得ている。  これを実証しているのが海外比率だ。15年度の地域別売上構成比は、日本が21.4%、海外が78.6%、海外は国内の約4倍の規模に達している。内訳は北米27.8%、欧州25.9%、中国6.2%、アジア・オセアニア11.4%、その他(中

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