医薬経済オンライン

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医療企業・その現状と展望

日機装 人工腎臓で国内シェア70%

—医療部門構成比は約4割—

2016年9月1日号

 日機装は半世紀にわたって積み重ねてきた流体技術をベースにした特殊ポンプ技術を活用して、産業用、航空宇宙用、メディカル用の各領域で独自の製品を開発してきた異色の企業だ。  その代表製品は、産業用では液温450度の危険な液体を漏らさず送るノンシールポンプ、薬液を高精度に定量注入するエコフローポンプ、マイナス164度の極低温の液化天然ガス(LNG)を輸送するクライオジェニックポンプ、発電プラント向け水質調整システム、医薬・バイオ向けクロマトグラフィーシステム、粉粒体物性評価機器、3D技術の結晶である画像解析装置などである。  航空宇宙用は強さ、軽さ、耐久性の高次元の要求をクリアした炭素繊維強化樹脂製品が中心で、逆噴射エアーを制御するカスケードは、世界のほとんどの民間航空機メーカーで採用され、この実績から需要は逆噴射装置用ドアパネル、トルクボックスに...  日機装は半世紀にわたって積み重ねてきた流体技術をベースにした特殊ポンプ技術を活用して、産業用、航空宇宙用、メディカル用の各領域で独自の製品を開発してきた異色の企業だ。  その代表製品は、産業用では液温450度の危険な液体を漏らさず送るノンシールポンプ、薬液を高精度に定量注入するエコフローポンプ、マイナス164度の極低温の液化天然ガス(LNG)を輸送するクライオジェニックポンプ、発電プラント向け水質調整システム、医薬・バイオ向けクロマトグラフィーシステム、粉粒体物性評価機器、3D技術の結晶である画像解析装置などである。  航空宇宙用は強さ、軽さ、耐久性の高次元の要求をクリアした炭素繊維強化樹脂製品が中心で、逆噴射エアーを制御するカスケードは、世界のほとんどの民間航空機メーカーで採用され、この実績から需要は逆噴射装置用ドアパネル、トルクボックスにも拡

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