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Patient Relations

優なぎ会・雁の巣病院

2016年9月1日号

「体験入院」で患者を知って佐伯祐一医療部長 製薬企業は患者のことをわかっていない──。製薬業界が抱える大きな課題だが、最近では患者団体との製薬企業の交流も見られるようになってきている。 ただ、現場で働くMRや新薬の開発担当者たちが、実際に患者の症状がどのようなもので、どのように入院生活を過ごしているかといった実情までを理解できているかと言えば、まだまだ課題は残る。 そんななか、製薬企業関係者に「体験入院」をさせるというユニークな取り組みが始まっている。 福岡県の精神科病院「雁の巣病院」(293床)が14年から始めた取り組みで、企業の開発担当者らを受け入れ、入院患者と同様の生活を体験するほか、日本で始まった精神療法「森田療法」の体験など、患者の実情を知る機会を提供している。発案者である同院の佐伯祐一医療部長に話を聞いた。◆━━━━━━━━━━━━━━━━━◆──なぜ... 「体験入院」で患者を知って佐伯祐一医療部長 製薬企業は患者のことをわかっていない──。製薬業界が抱える大きな課題だが、最近では患者団体との製薬企業の交流も見られるようになってきている。 ただ、現場で働くMRや新薬の開発担当者たちが、実際に患者の症状がどのようなもので、どのように入院生活を過ごしているかといった実情までを理解できているかと言えば、まだまだ課題は残る。 そんななか、製薬企業関係者に「体験入院」をさせるというユニークな取り組みが始まっている。 福岡県の精神科病院「雁の巣病院」(293床)が14年から始めた取り組みで、企業の開発担当者らを受け入れ、入院患者と同様の生活を体験するほか、日本で始まった精神療法「森田療法」の体験など、患者の実情を知る機会を提供している。発案者である同院の佐伯祐一医療部長に話を聞いた。◆━━━━━━━━━━━━━━━━━◆──なぜ「体

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