平時医療体制の破錠に備える 〜電光石火こそ最良の有事医療〜
ハイブリッド戦争時代の日本
第11回
一般社団法人TACMEDA協議会理事長 照井資規
2016年9月1日号
自衛隊の海外派遣に関して、11月の南スーダン派遣隊からは「駆け付け警護」が新たな任務として付与される。積極的に戦闘に加入するのだから、戦死者の発生は免れない。しかも、今の日本人の命は狙われている状況にあることは7月に発生したバングラデシュ日本人人質事件のとおりだ。 日本の安全保障上の危機が迫っていることからも、自衛官は戦死する職業となった。一度自衛官が戦死したならば自衛隊の第一線救護や治療・後送の体制や態勢、教育と訓練について国民から厳しく問われることは避けられない。 この連載で繰り返し述べているように国外での軍事行動により現地国民を殺傷した場合、その報復として国内におけるテロが頻発する。国外での戦闘と国内での重要影響事態(テロなど)の連携対応を迫られる「ハイブリッド戦争」の状態になる。駆け付け警護が11月から開始されることに伴い、ハイブリ...
自衛隊の海外派遣に関して、11月の南スーダン派遣隊からは「駆け付け警護」が新たな任務として付与される。積極的に戦闘に加入するのだから、戦死者の発生は免れない。しかも、今の日本人の命は狙われている状況にあることは7月に発生したバングラデシュ日本人人質事件のとおりだ。 日本の安全保障上の危機が迫っていることからも、自衛官は戦死する職業となった。一度自衛官が戦死したならば自衛隊の第一線救護や治療・後送の体制や態勢、教育と訓練について国民から厳しく問われることは避けられない。 この連載で繰り返し述べているように国外での軍事行動により現地国民を殺傷した場合、その報復として国内におけるテロが頻発する。国外での戦闘と国内での重要影響事態(テロなど)の連携対応を迫られる「ハイブリッド戦争」の状態になる。駆け付け警護が11月から開始されることに伴い、ハイブリッ
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