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話題の焦点

「リカバリー」

2016年8月15日号

〝リカバリー〟と聞くと、ゴルファーはミスショット後のショットに思いを馳せる。 この言葉、最近、精神医療界でもしばしば使われる。30年ほど前、米国で使い始めた精神障がい者支援上の概念で、次第に国際的な広がりを見せている。 身近な例としては、お笑いコンビ「松本ハウス」のハウス加賀谷氏の頑張りがある。 一時まずまずの人気を博すまでになったが、統合失調症の診断、そして悪化により、芸能活動休止のやむなきに至る。 だが、周囲の支援もあり、7年前見事に復活。コンビ相手が執筆した単行本『統合失調症がやってきた』などの発表もあり、人気再浮上中である。 精神疾患は、本来なら、これから社会人として活躍しようとする矢先、つまり思春期から青年期にかけて発症することが多い。 そんな若者に新たな価値観や生き甲斐を見出させようとするのが「リカバリー」。うまくフェアウェイに... 〝リカバリー〟と聞くと、ゴルファーはミスショット後のショットに思いを馳せる。 この言葉、最近、精神医療界でもしばしば使われる。30年ほど前、米国で使い始めた精神障がい者支援上の概念で、次第に国際的な広がりを見せている。 身近な例としては、お笑いコンビ「松本ハウス」のハウス加賀谷氏の頑張りがある。 一時まずまずの人気を博すまでになったが、統合失調症の診断、そして悪化により、芸能活動休止のやむなきに至る。 だが、周囲の支援もあり、7年前見事に復活。コンビ相手が執筆した単行本『統合失調症がやってきた』などの発表もあり、人気再浮上中である。 精神疾患は、本来なら、これから社会人として活躍しようとする矢先、つまり思春期から青年期にかけて発症することが多い。 そんな若者に新たな価値観や生き甲斐を見出させようとするのが「リカバリー」。うまくフェアウェイに戻

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