MR活動実態調査レポート
続・糖尿病ハイポテンシャル専門医への活動
新時代のMR活動実態調査・SMAXデータ分析124
株式会社A・M・C 代表取締役社長 三上彰貴子
2016年8月15日号
今回は、糖尿病ハイポテンシャル専門医へのMR活動を分析した。14年7月15日号で「スーグラ」発売後の状況を捉えた同様の分析を行っている(14年時として触れる)。月当たり平均患者200人超群と100〜199人群に分類して16年1〜6月と前年同期を比較し、ディテール(DTL)シェア順に並べたものが表3である。 トップは両群ともに武田薬品であった。患者200人超群の医師(表3─1)は12.2%で14年時の11%からは上昇したが15年時からは低下している。また、1度でも面談した比率である面談率も14年時から15、16年ともに武田が首位だった。DTLに対してインパクト(増やす意向、新規採用意向)のあったDTLの割合を見たインパクト率(ID率)は、武田が約50%と高値だった。 また、面談率などは落ちるが日本ベーリンガーインゲルハイムや日本イーライリリーは「ジャディアンス」の心臓に...
今回は、糖尿病ハイポテンシャル専門医へのMR活動を分析した。14年7月15日号で「スーグラ」発売後の状況を捉えた同様の分析を行っている(14年時として触れる)。月当たり平均患者200人超群と100〜199人群に分類して16年1〜6月と前年同期を比較し、ディテール(DTL)シェア順に並べたものが表3である。 トップは両群ともに武田薬品であった。患者200人超群の医師(表3─1)は12.2%で14年時の11%からは上昇したが15年時からは低下している。また、1度でも面談した比率である面談率も14年時から15、16年ともに武田が首位だった。DTLに対してインパクト(増やす意向、新規採用意向)のあったDTLの割合を見たインパクト率(ID率)は、武田が約50%と高値だった。 また、面談率などは落ちるが日本ベーリンガーインゲルハイムや日本イーライリリーは「ジャディアンス」の心臓に対す
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