医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

話題の焦点

「第3の経管栄養法、保険評価」

2016年8月1日号

 室伏選手の引退が決まった。84メートル強から20メートルものダウンに本人も吹っ切れたようである。 若いときは普通にできていたことが、歳を取ると簡単にいかなくなって、がっくりすることがある。そのひとつが食物の飲み込みの不首尾、いわゆる「嚥下機能不全」である。 食物を気管に入れ、誤嚥性肺炎で命を落とすことも。最終手段として、胃瘻あるいは経鼻による経管栄養法があるが、今年度、口から食道への経管法が新規に保険適用された。 口から食道という基本的手段がなぜ後回しになったか、実に意外だ。 手術もチューブ留置の必要もなく、注入が終わったらすぐ抜き取れ、違和感も汚染リスクも少ない。慣れれば患者自身が10秒ほどで挿入でき、苦痛はほとんど感じない。 最大の特長は、チューブ飲み込みの繰り返し実施により、嚥下機能の回復が期待できること。遅れてやってきた第3の手段が嚥...  室伏選手の引退が決まった。84メートル強から20メートルものダウンに本人も吹っ切れたようである。 若いときは普通にできていたことが、歳を取ると簡単にいかなくなって、がっくりすることがある。そのひとつが食物の飲み込みの不首尾、いわゆる「嚥下機能不全」である。 食物を気管に入れ、誤嚥性肺炎で命を落とすことも。最終手段として、胃瘻あるいは経鼻による経管栄養法があるが、今年度、口から食道への経管法が新規に保険適用された。 口から食道という基本的手段がなぜ後回しになったか、実に意外だ。 手術もチューブ留置の必要もなく、注入が終わったらすぐ抜き取れ、違和感も汚染リスクも少ない。慣れれば患者自身が10秒ほどで挿入でき、苦痛はほとんど感じない。 最大の特長は、チューブ飲み込みの繰り返し実施により、嚥下機能の回復が期待できること。遅れてやってきた第3の手段が嚥下

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence