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鳥集徹の口に苦い話〜媚びないジャーナリストの劇薬処方箋〜

我われは何のために医療記事を書いているのか

第19回

鳥集徹

2016年8月1日号

 またまた「週刊現代」の話から始まるが、お許しいただきたい。 6月に始まった同誌の薬や手術のバッシング記事に対抗して、「週刊文春」でも医療特集をやることになり、結局、筆者が5週連続で記事を書くことになった。取材班に手伝ってもらっているとはいえ、毎週、それなりの記事を書くのは、かなりハードな作業だ。 しかも、ほかの仕事の執筆作業も並行して行っているので、筆者としては大流行作家並み(笑)の、超多忙な日々を送っている。優雅なサマー・バカンス(家族で帰省するだけだが)の週が来るのを楽しみに、何とか一連の仕事を乗り切りたいと思っている。 そんな全力疾走の日々のなかで、改めて考えたことがある。それは、「我われは何のために医療記事を書いているのか」ということだ。 本誌のような業界専門誌であれば、もちろん「業界の方々のため」ということになるだろう。では、...  またまた「週刊現代」の話から始まるが、お許しいただきたい。 6月に始まった同誌の薬や手術のバッシング記事に対抗して、「週刊文春」でも医療特集をやることになり、結局、筆者が5週連続で記事を書くことになった。取材班に手伝ってもらっているとはいえ、毎週、それなりの記事を書くのは、かなりハードな作業だ。 しかも、ほかの仕事の執筆作業も並行して行っているので、筆者としては大流行作家並み(笑)の、超多忙な日々を送っている。優雅なサマー・バカンス(家族で帰省するだけだが)の週が来るのを楽しみに、何とか一連の仕事を乗り切りたいと思っている。 そんな全力疾走の日々のなかで、改めて考えたことがある。それは、「我われは何のために医療記事を書いているのか」ということだ。 本誌のような業界専門誌であれば、もちろん「業界の方々のため」ということになるだろう。では、週刊

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