医薬経済オンライン

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いつまで投与すべきか、腫瘍免疫剤の「止め時」

政府が言い出した「使用最適化」が不気味

2016年7月15日号

 抗PD1抗体「オプジーボ」は紛れもなく偉大なイノベーションであり、患者にとって福音だろう。だが、腫瘍免疫という新しい領域で開発が急がれ、十分な治験の経験がないままに承認されたため、実際の治療にはさまざまな困難があるようだ。  例えば、腫瘍免疫療法剤の特徴である、自己免疫の副作用は大きな課題だ。さらに事態を困難にしているのは、抗PD(L)1抗体の投与をいつ中止してよいのか、まだベストプラクティスが不明であるということだ。今年の米国臨床腫瘍学会(ASCO)でもいくつかの発表が行われた。  抗PD1抗体「オプジーボ」は紛れもなく偉大なイノベーションであり、患者にとって福音だろう。だが、腫瘍免疫という新しい領域で開発が急がれ、十分な治験の経験がないままに承認されたため、実際の治療にはさまざまな困難があるようだ。  例えば、腫瘍免疫療法剤の特徴である、自己免疫の副作用は大きな課題だ。さらに事態を困難にしているのは、抗PD(L)1抗体の投与をいつ中止してよいのか、まだベストプラクティスが不明であるということだ。今年の米国臨床腫瘍学会(ASCO)でもいくつかの発表が行われた。

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