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熊本地震から得られた教訓

ボランティア活用の「留意点」

第3回

特定医療法人谷田会谷田病院事務部長 藤井将志

2016年7月15日号

 前回7月1日号でお伝えしたとおり、オーバーベッドで患者さんを受け入れるため、全国からボランティアを募集して50人程度の医療者にご支援いただいた。募集を始めたときは来ても数人だろうと思っていたので、想定外の結果だ。  日頃からボランティアを積極的に受け入れている病院ではなく、介護療養病棟の施設基準で求められているイベントで数人ボランティアの出入りがある程度だ。こうした状況のなか、たった4週間に入れ代わり立ち代わり50人のボランティアが出入りするのだから、そのドタバタ感は想像に難くない。今回はそこから得た教訓をお伝えする。  まずは当然のごとく、ボランティアの問い合わせ対応、受け入れ対応、といった管理体制が必要になる。実際にご支援いただいたのが50人であるが、問い合わせはその2倍近くあった。それを電話やメールで調整していった。初めてのことばかりなので...  前回7月1日号でお伝えしたとおり、オーバーベッドで患者さんを受け入れるため、全国からボランティアを募集して50人程度の医療者にご支援いただいた。募集を始めたときは来ても数人だろうと思っていたので、想定外の結果だ。  日頃からボランティアを積極的に受け入れている病院ではなく、介護療養病棟の施設基準で求められているイベントで数人ボランティアの出入りがある程度だ。こうした状況のなか、たった4週間に入れ代わり立ち代わり50人のボランティアが出入りするのだから、そのドタバタ感は想像に難くない。今回はそこから得た教訓をお伝えする。  まずは当然のごとく、ボランティアの問い合わせ対応、受け入れ対応、といった管理体制が必要になる。実際にご支援いただいたのが50人であるが、問い合わせはその2倍近くあった。それを電話やメールで調整していった。初めてのことばかりなので、

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