医薬経済オンライン

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ジカ熱検出法を開発した田中貴金属

金ナノコロイド製造技術で検査キット事業を展開

2016年7月15日号

 リオデジャネイロ・オリンピック開催まで1ヵ月を切った。が、オリンピック以上に盛り上がってしまっているのがジカ熱(ジカウイルス感染症)問題だ。昨年4月以来、ブラジルで大流行し、南米、中米に拡大している。ジカ熱はデング熱同様に熱帯シマカとヒトスジシマカが媒介するそうだが、今までは微熱が出る程度だとされていた。ところが、ブラジルで新生児に小頭症が多発していることが報告され、妊婦は蚊に刺されないようにしないと危ない、と大騒ぎなのである。  ブラジル政府は「20万人の軍を動員して殺虫剤を散布したから大丈夫だ」と喧伝。IOC(国際オリンピック委員会)とWHO(世界保健機構)は「南半球のブラジルは冬で、流行は峠を越えている」と声明を出している。だが、南半球は冬でもリオデジャネイロは赤道に近く、夏に近い状態だともいう。米国を筆頭に各国が「妊婦のオリンピッ...  リオデジャネイロ・オリンピック開催まで1ヵ月を切った。が、オリンピック以上に盛り上がってしまっているのがジカ熱(ジカウイルス感染症)問題だ。昨年4月以来、ブラジルで大流行し、南米、中米に拡大している。ジカ熱はデング熱同様に熱帯シマカとヒトスジシマカが媒介するそうだが、今までは微熱が出る程度だとされていた。ところが、ブラジルで新生児に小頭症が多発していることが報告され、妊婦は蚊に刺されないようにしないと危ない、と大騒ぎなのである。  ブラジル政府は「20万人の軍を動員して殺虫剤を散布したから大丈夫だ」と喧伝。IOC(国際オリンピック委員会)とWHO(世界保健機構)は「南半球のブラジルは冬で、流行は峠を越えている」と声明を出している。だが、南半球は冬でもリオデジャネイロは赤道に近く、夏に近い状態だともいう。米国を筆頭に各国が「妊婦のオリンピック観

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