環境激変 MR進化論
教養が成長の礎となる
第204回
営業戦略アドバイザー 佐藤陽夫
2016年7月15日号
いわゆる「できる人」とは、何を意味するのでしょうか。 もしかすると「決められた枠組みのなか」で「できる人」かもしれません。医薬品に限らず市場が高度成長期にあり、目の前にある仕事をとにかく処理することが求められる時代においては、「仕事をこなせる人」、すなわち「できる人」が重宝されました。しかし現代のように変化が激しく先が見えない時代においては、既存の枠組みを超え、自ら考え、次々と新しいアイデアを生み出せる人が「できる人」であり、成長する組織に欠かせない「使える人材」だと言えます。 どうすれば「使える人材」になれるか。カギは「教養」だと思います。教養を身に付けるとは、さまざまな分野の基礎的な知を学ぶことで世界を知り、自然を知り、人間を知ることです。そうすると世の理が見えてきます。世の理が見えてきてはじめて、ビジネスでこれまでになかった新し...
いわゆる「できる人」とは、何を意味するのでしょうか。 もしかすると「決められた枠組みのなか」で「できる人」かもしれません。医薬品に限らず市場が高度成長期にあり、目の前にある仕事をとにかく処理することが求められる時代においては、「仕事をこなせる人」、すなわち「できる人」が重宝されました。しかし現代のように変化が激しく先が見えない時代においては、既存の枠組みを超え、自ら考え、次々と新しいアイデアを生み出せる人が「できる人」であり、成長する組織に欠かせない「使える人材」だと言えます。 どうすれば「使える人材」になれるか。カギは「教養」だと思います。教養を身に付けるとは、さまざまな分野の基礎的な知を学ぶことで世界を知り、自然を知り、人間を知ることです。そうすると世の理が見えてきます。世の理が見えてきてはじめて、ビジネスでこれまでになかった新しい何
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