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審査建言

再生医療が拓く混合診療解禁への道

医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス財団理事長 土井脩

2016年7月15日号

 C型肝炎治療薬、免疫チェックポイント阻害剤など、このところイノベーションの果実の典型ともいえる画期的な新薬が医療の場に提供されるようになった。該当する患者にとっては「夢の新薬」登場と言える。とくに抗PD1抗体に代表される免疫チェックポイント阻害剤は、日本の基礎研究の成果が日本の製薬企業により製品化されたという意味で、アカデミアの底力だけでなく、製薬企業もなかなかのものだと印象付けた。  患者に夢を与えた新薬ではあるが、医療財政面からは「悪夢の新薬」でもある。暴走(売れ過ぎ)を封じるための、特例拡大再算定(巨額再算定)と称する画期的な制度が突然導入された。確かに当初想定していた以上に売れ過ぎたことは、企業の売上げ見込みに問題があるのだから大幅に薬価を引き下げて当然、というのは一見わかりやすい。だが、本当にそれでいいのだろうかという疑問は残...  C型肝炎治療薬、免疫チェックポイント阻害剤など、このところイノベーションの果実の典型ともいえる画期的な新薬が医療の場に提供されるようになった。該当する患者にとっては「夢の新薬」登場と言える。とくに抗PD1抗体に代表される免疫チェックポイント阻害剤は、日本の基礎研究の成果が日本の製薬企業により製品化されたという意味で、アカデミアの底力だけでなく、製薬企業もなかなかのものだと印象付けた。  患者に夢を与えた新薬ではあるが、医療財政面からは「悪夢の新薬」でもある。暴走(売れ過ぎ)を封じるための、特例拡大再算定(巨額再算定)と称する画期的な制度が突然導入された。確かに当初想定していた以上に売れ過ぎたことは、企業の売上げ見込みに問題があるのだから大幅に薬価を引き下げて当然、というのは一見わかりやすい。だが、本当にそれでいいのだろうかという疑問は残る

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