鳥集徹の口に苦い話〜媚びないジャーナリストの劇薬処方箋〜
日本人の薬信仰を打ち破れるか?「週刊現代」のショック療法
第17回
鳥集徹
2016年7月1日号
「週刊現代」の「薬バッシング記事」が気を吐いている。その見出しの文句も強烈だ。「医者に出されても飲み続けてはいけない薬」(16年6月11日号)「現役の医者たちが次々に証言『有名な薬でも医者の言いなりに飲み続けるのは危険です!』」(16年6月18日号)「生活習慣病 その薬、一度飲んだら最後、やめられません」(16年6月25日号)「医者に言われても『受けてはいけない手術』『飲み続けてはいけない薬』」(16年7月2日) 筆者(鳥集)がこのコラムを書いている6月20日時点で、記事は第4弾まで続投中だ。しかも、新聞広告や中吊り広告で、どれも「右トップ」級の扱いとなっている。これは、編集部が強力にプッシュしている証拠でもある。実際に売上げに反映されるからこそ、何回も同じような記事を出すのだろう。「ウチはこれで、芸能や政治でスクープを連発している週刊文春に対抗する」。それぐ...
「週刊現代」の「薬バッシング記事」が気を吐いている。その見出しの文句も強烈だ。「医者に出されても飲み続けてはいけない薬」(16年6月11日号)「現役の医者たちが次々に証言『有名な薬でも医者の言いなりに飲み続けるのは危険です!』」(16年6月18日号)「生活習慣病 その薬、一度飲んだら最後、やめられません」(16年6月25日号)「医者に言われても『受けてはいけない手術』『飲み続けてはいけない薬』」(16年7月2日) 筆者(鳥集)がこのコラムを書いている6月20日時点で、記事は第4弾まで続投中だ。しかも、新聞広告や中吊り広告で、どれも「右トップ」級の扱いとなっている。これは、編集部が強力にプッシュしている証拠でもある。実際に売上げに反映されるからこそ、何回も同じような記事を出すのだろう。「ウチはこれで、芸能や政治でスクープを連発している週刊文春に対抗する」。それぐらい
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