医薬経済オンライン

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平時医療体制の破錠に備える 〜電光石火こそ最良の有事医療〜

有事医療の最先端技術─治療所編

第7回

一般社団法人TACMEDA協議会理事長 照井資規

2016年7月1日号

 筆者は6月12〜17日、フランス・パリで開催された国際的な防衛・安全保障展示会「ユーロサトリ2016」を取材した。2年に1度、開かれる世界最大規模の展示会で、56ヵ国から約1600社が参加した。フランス国防省の特設ブースには、将兵個人用救急品や医療部隊による最前線の外科的治療施設などが展示され、多くの知見を得た。また英国企業ブースでは使い捨ての酸素発生装置が注目を集めており、どちらも平時の医療体制が破綻した際に大いに役立つものと思量したので、紹介する。  筆者は6月12〜17日、フランス・パリで開催された国際的な防衛・安全保障展示会「ユーロサトリ2016」を取材した。2年に1度、開かれる世界最大規模の展示会で、56ヵ国から約1600社が参加した。フランス国防省の特設ブースには、将兵個人用救急品や医療部隊による最前線の外科的治療施設などが展示され、多くの知見を得た。また英国企業ブースでは使い捨ての酸素発生装置が注目を集めており、どちらも平時の医療体制が破綻した際に大いに役立つものと思量したので、紹介する。

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