医薬経済オンライン

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順位が「激しく入れ替わる」時代に

後発品業界で厳しいメーカーと安定のメーカー

2016年6月15日号

 15年度の後発品業界の業績は14社の売上高合計が6017億円で前年度比14%増と好調だった。14年度の診療報酬・調剤報酬改定で後発品調剤体制加算の要件と点数の引き上げ、DPC病院へのインセンティブ強化が行われたほか、20年度の早い時期での数量シェア80%達成計画が掲げられ、医療保険者も加入者に「ジェネリックの利用を!」と連呼するなど、一連の使用促進策の後ろ盾もあって高成長を続けている。  表1では14社を売上高順に並べた。上位4社の順位は変わらないが、それ以外でトピックがある。14年度で6位だった日本調剤の子会社の日本ジェネリックが5位に浮上、日本ケミファが逆に順位を落とした。11位だった第一三共エスファがトップ10入りを果たし、キョーリンリメディオと入れ替わった。注目は日本ジェネリックだろう。4位のMeiji Seikaファルマとは100億円ほど離れているが、前年度...  15年度の後発品業界の業績は14社の売上高合計が6017億円で前年度比14%増と好調だった。14年度の診療報酬・調剤報酬改定で後発品調剤体制加算の要件と点数の引き上げ、DPC病院へのインセンティブ強化が行われたほか、20年度の早い時期での数量シェア80%達成計画が掲げられ、医療保険者も加入者に「ジェネリックの利用を!」と連呼するなど、一連の使用促進策の後ろ盾もあって高成長を続けている。  表1では14社を売上高順に並べた。上位4社の順位は変わらないが、それ以外でトピックがある。14年度で6位だった日本調剤の子会社の日本ジェネリックが5位に浮上、日本ケミファが逆に順位を落とした。11位だった第一三共エスファがトップ10入りを果たし、キョーリンリメディオと入れ替わった。注目は日本ジェネリックだろう。4位のMeiji Seikaファルマとは100億円ほど離れているが、前年度比1

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