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OBSERVER

岡野昌彦・岡野薬品社長

2016年6月15日号

基本的な商売は今後も残る──卸の営業を担う「地域MS」の役割について。岡野 一般的に首都圏のMSは、担当軒数が多くて、医師と面会してじっくりプロモーションできる機会が少ない。一方で、感覚としては、当社が事業展開する長野や山梨のMSは、「地域型MS」と呼べるのではないか。取引メーカーからは、販促活動や製品採用に関して「MSが影響力を持っている」と評価を受けている。それは「処方元に強い」と実感していただいている証拠だ。地方では、処方元とコミュニケーションをとりながら人間関係を築く時間が比較的確保できるし、そうした基本的な商売のやり方が残っている。そして今後も残るだろう。──新薬メーカーは「地域に強い卸」と組みたがる傾向にあります。岡野 実は、我われの営業活動が認められ、6月から新たに国内メーカーと取引が始まった。担当エリア内で一定のシェアを持って... 基本的な商売は今後も残る──卸の営業を担う「地域MS」の役割について。岡野 一般的に首都圏のMSは、担当軒数が多くて、医師と面会してじっくりプロモーションできる機会が少ない。一方で、感覚としては、当社が事業展開する長野や山梨のMSは、「地域型MS」と呼べるのではないか。取引メーカーからは、販促活動や製品採用に関して「MSが影響力を持っている」と評価を受けている。それは「処方元に強い」と実感していただいている証拠だ。地方では、処方元とコミュニケーションをとりながら人間関係を築く時間が比較的確保できるし、そうした基本的な商売のやり方が残っている。そして今後も残るだろう。──新薬メーカーは「地域に強い卸」と組みたがる傾向にあります。岡野 実は、我われの営業活動が認められ、6月から新たに国内メーカーと取引が始まった。担当エリア内で一定のシェアを持ってい

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