無風から“そよ風”の日医会長選
強すぎる横倉政権にのぞく「慢心」
2016年6月15日号
3選に向けて拳を突き上げる横倉会長(右から2番目) 横倉義武会長の「無投票再選」で決まりとみられていた日本医師会会長選挙に思わぬ伏兵が現れた。5期10年、常任理事を務めてきた石井正三(まさみ)氏だ。投票は6月25日の日医定例代議員会で行われる。公示日の1日、石井氏は横倉氏より前に立候補を届け出た。15日に締め切られ、横倉氏と石井氏の一騎打ちの構図が確定する見通しだ。
さて、石井氏とはどんな人物なのか。福島県いわき市出身の65歳。弘前大学医学部卒。85年に地元で石井脳神経外科・眼科病院を開設。いわき市医師会長、福島県医師会副会長などを経て、06年から日医常任理事を務めてきた。救急災害医療や国際分野での活動が目立ち、日医の災害医療チーム(JMAT)の創設を主導したことで知られる。
石井氏の出馬については、横倉執行部からも驚きの声が上がる一方で、「やはりそ...
3選に向けて拳を突き上げる横倉会長(右から2番目) 横倉義武会長の「無投票再選」で決まりとみられていた日本医師会会長選挙に思わぬ伏兵が現れた。5期10年、常任理事を務めてきた石井正三(まさみ)氏だ。投票は6月25日の日医定例代議員会で行われる。公示日の1日、石井氏は横倉氏より前に立候補を届け出た。15日に締め切られ、横倉氏と石井氏の一騎打ちの構図が確定する見通しだ。
さて、石井氏とはどんな人物なのか。福島県いわき市出身の65歳。弘前大学医学部卒。85年に地元で石井脳神経外科・眼科病院を開設。いわき市医師会長、福島県医師会副会長などを経て、06年から日医常任理事を務めてきた。救急災害医療や国際分野での活動が目立ち、日医の災害医療チーム(JMAT)の創設を主導したことで知られる。
石井氏の出馬については、横倉執行部からも驚きの声が上がる一方で、「やはりそうだ
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