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MR活動実態調査レポート

16年1〜3月で目立つ企業と製品

新時代のMR活動実態調査・SMAXデータ分析122

株式会社A・M・C 代表取締役社長 三上彰貴子

2016年6月15日号

 今回紹介するのは、16年第1四半期(1〜3月)のMR活動状況である。MRのHP(100床以上)とGP(100床未満)を合算し、製薬企業別(表1)と製品別のランキング(表2)を示した。全体のD(ディテール)数として、前期間(15年10〜12月)は年末によるDの増加が見られたため、16年1〜3月は前期間比96.8%とマイナスだった。 製薬企業別ランキングで見ると、1位の武田薬品は15年2月に発売した「タケキャブ」が3月から投与期間制限解除となり、Dを強化した影響によって首位となった。武田はGPでの「ザファテック」のD数が75%と低下しているが、ザファテックからタケキャブへのMRリソースのシフトがみられた。また、タケキャブを併売している大塚製薬もD数を大きく増やし前期間比190%を記録。2社ともにGPよりHPでの伸びが著しく、Dの詳細を見ると、長期処方関連とし...  今回紹介するのは、16年第1四半期(1〜3月)のMR活動状況である。MRのHP(100床以上)とGP(100床未満)を合算し、製薬企業別(表1)と製品別のランキング(表2)を示した。全体のD(ディテール)数として、前期間(15年10〜12月)は年末によるDの増加が見られたため、16年1〜3月は前期間比96.8%とマイナスだった。 製薬企業別ランキングで見ると、1位の武田薬品は15年2月に発売した「タケキャブ」が3月から投与期間制限解除となり、Dを強化した影響によって首位となった。武田はGPでの「ザファテック」のD数が75%と低下しているが、ザファテックからタケキャブへのMRリソースのシフトがみられた。また、タケキャブを併売している大塚製薬もD数を大きく増やし前期間比190%を記録。2社ともにGPよりHPでの伸びが著しく、Dの詳細を見ると、長期処方関連として講

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