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Patient Relations

特定非営利活動法人 日本失語症協議会

2016年6月1日号

受け皿が必要園田尚美副会長・事務局長「リハビリするには、どこへ行けばいいのでしょうか?」 特定非営利活動法人「全国失語症協議会」(旧全国失語症友の会連合会)の事務所には、度々こういった類の相談が寄せられる。失語症の患者家族だけでなく、本人からの問い合わせもあり、1〜2時間の電話もざらにあるという。 失語症は、脳卒中や脳梗塞といった疾患のほか、交通事故などにより脳の言語中枢が損傷されることで生じる。麻痺によって話しにくいだけではなく、言葉の意味そのものを脳内で正しく変換できなくなる高次脳機能障害のひとつだ。 巷ではあまり聞き慣れないが、国内には「30万〜50万人」もの失語症患者がいるとの推計値がある。これほど患者数が多いにもかかわらず、失語症を取り巻く環境は脆弱で、なかでも言語機能を回復させるために重要なリハビリテーションを行っている施設を探す... 受け皿が必要園田尚美副会長・事務局長「リハビリするには、どこへ行けばいいのでしょうか?」 特定非営利活動法人「全国失語症協議会」(旧全国失語症友の会連合会)の事務所には、度々こういった類の相談が寄せられる。失語症の患者家族だけでなく、本人からの問い合わせもあり、1〜2時間の電話もざらにあるという。 失語症は、脳卒中や脳梗塞といった疾患のほか、交通事故などにより脳の言語中枢が損傷されることで生じる。麻痺によって話しにくいだけではなく、言葉の意味そのものを脳内で正しく変換できなくなる高次脳機能障害のひとつだ。 巷ではあまり聞き慣れないが、国内には「30万〜50万人」もの失語症患者がいるとの推計値がある。これほど患者数が多いにもかかわらず、失語症を取り巻く環境は脆弱で、なかでも言語機能を回復させるために重要なリハビリテーションを行っている施設を探すだけ

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