医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

バイオベンチャー2社の「現状」

アキュセラとファーマーフーズの課題は

2016年5月15日号

 アキュセラは、眼疾患を対象とした医薬品の研究開発に特化した創薬ベンチャーである。14年2月に外国企業として東証マザーズ市場に上場したが、創業者は日本人眼科医の窪田良社長だ。  同社は3月29日、三角合併によって日本法人を持株会社化することを発表した。窪田社長は「当社が外国企業の株式として扱われるため、国内機関投資家のなかには、社内のルールで投資ができないこともある。株式の取引高を伸ばすためにも国内法人として上場をめざすことにした。証券アナリストのカバーも増えると期待している」と、日本に本社機能を置く理由を説明している。  合併のスキームは、子会社として15年12月に設立した日本法人アキュセラ・ジャパンの下に、別の米国法人を置く。この米国法人を存続会社、アキュセラを消滅会社として吸収合併し、アキュセラと日本法人の親子関係を逆転させるというものだ。ア...  アキュセラは、眼疾患を対象とした医薬品の研究開発に特化した創薬ベンチャーである。14年2月に外国企業として東証マザーズ市場に上場したが、創業者は日本人眼科医の窪田良社長だ。  同社は3月29日、三角合併によって日本法人を持株会社化することを発表した。窪田社長は「当社が外国企業の株式として扱われるため、国内機関投資家のなかには、社内のルールで投資ができないこともある。株式の取引高を伸ばすためにも国内法人として上場をめざすことにした。証券アナリストのカバーも増えると期待している」と、日本に本社機能を置く理由を説明している。  合併のスキームは、子会社として15年12月に設立した日本法人アキュセラ・ジャパンの下に、別の米国法人を置く。この米国法人を存続会社、アキュセラを消滅会社として吸収合併し、アキュセラと日本法人の親子関係を逆転させるというものだ。アキ

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence