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経済記事の読み方

生保窓販に手数料開示圧力の「真意」

金融庁が気にする「過去」の実績

2016年5月1日号

金融商品は可能な限りガラス張りにしたい 銀行の保険窓口販売で、手数料が開示されることになった。金融庁は、外貨建て保険や変額年金保険など貯蓄性の高い保険商品の販売手数料が投資信託の手数料に比べて不当に割高ではないかと疑問視、生命保険業界に開示を迫った。早ければ10月にも手数料率が明らかになる。  企業融資の長期低迷で、銀行は手数料収入に頼り切りの経営が続いている。各行とも投信や保険、国債、外貨預金の取り扱いに傾注し、預かり資産を拡大している。投信や保険の窓販は収益確保の切り札で、なかでも貯蓄性保険は売買手数料が高く、うま味がある。  一方、生保は高齢化が進んだことで死亡保障型保険は売れ行きが低調となり、販売の主流は生前保障タイプに移っている。低金利も生保に味方し、保険と貯蓄がセットになった貯蓄性保険が売れている。個人情報保護の高まりで生保外交... 金融商品は可能な限りガラス張りにしたい 銀行の保険窓口販売で、手数料が開示されることになった。金融庁は、外貨建て保険や変額年金保険など貯蓄性の高い保険商品の販売手数料が投資信託の手数料に比べて不当に割高ではないかと疑問視、生命保険業界に開示を迫った。早ければ10月にも手数料率が明らかになる。  企業融資の長期低迷で、銀行は手数料収入に頼り切りの経営が続いている。各行とも投信や保険、国債、外貨預金の取り扱いに傾注し、預かり資産を拡大している。投信や保険の窓販は収益確保の切り札で、なかでも貯蓄性保険は売買手数料が高く、うま味がある。  一方、生保は高齢化が進んだことで死亡保障型保険は売れ行きが低調となり、販売の主流は生前保障タイプに移っている。低金利も生保に味方し、保険と貯蓄がセットになった貯蓄性保険が売れている。個人情報保護の高まりで生保外交員

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