医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

フロントライン

医師過剰時代の到来は本当だろうか

2016年5月1日号

 政府は20年度からの医学部定員を減らす検討に着手した。将来の医師が都市部などで過剰になると見込み、医学部定員の削減に取り組む。16年度の医学部定員は、計9262人で、この数値が将来も続いていくと仮定すれば、全国の医師数は15年の27万人から、40年には33万人に増え、1万8000人が必要数を上回るという。 全国の医学部の入学定員は、60年代から70年代にかけて右肩上がりで増加した。73年に医学部のない県を解消しようとして「無医大県解消構想」が閣議決定され、各都道府県に1つ以上の医学部が設置されることになった。以来、医学部の入学定員は増え続けたが、80年代に入ると、医師の供給過剰の懸念が指摘されるようになった。そこで政府は、82年に入学定員を減らす方向に転換した。その結果、83年度に8280人だった入学定員は、10年後には7630人となり、07年度までこの数で推移してきた。 ところ...  政府は20年度からの医学部定員を減らす検討に着手した。将来の医師が都市部などで過剰になると見込み、医学部定員の削減に取り組む。16年度の医学部定員は、計9262人で、この数値が将来も続いていくと仮定すれば、全国の医師数は15年の27万人から、40年には33万人に増え、1万8000人が必要数を上回るという。 全国の医学部の入学定員は、60年代から70年代にかけて右肩上がりで増加した。73年に医学部のない県を解消しようとして「無医大県解消構想」が閣議決定され、各都道府県に1つ以上の医学部が設置されることになった。以来、医学部の入学定員は増え続けたが、80年代に入ると、医師の供給過剰の懸念が指摘されるようになった。そこで政府は、82年に入学定員を減らす方向に転換した。その結果、83年度に8280人だった入学定員は、10年後には7630人となり、07年度までこの数で推移してきた。 ところが高

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence