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カルナバイオが過去最高益、苦戦企業も

バイオベンチャーの15年12月期決算を見る

2016年4月15日号

 カルナバイオサイエンスは、自社創製品の導出で過去最高益を達成した。15年6月、創薬事業で初めて低分子化合物の導出に成功、導出先はヤンセン・バイオテックで、キナーゼ阻害薬の全世界における開発、商業化権を譲渡した。吉野公一郎社長はこの契約について「臨床試験が開始されるとマイルストンを受け取れることになっている。試験は16年末から来年上期に始まると予想している」と語った。  通期業績は、売上高15億6900万円(前期比156.5%増)。事業セグメント別に見ると創薬支援事業は9億5400万円(56.0%増)と好調に推移した。創薬事業はヤンセンからの契約一時金を計上したことで6億1400万円。その結果、営業利益は4億7200万円(前期は▲6億3400万円)、経常利益は4億9200万円(▲6億700万円)、当期純利益は4億5600万円(▲8億4600万円)と過去最高益を記録した。  カルナバイオサイエンスは、自社創製品の導出で過去最高益を達成した。15年6月、創薬事業で初めて低分子化合物の導出に成功、導出先はヤンセン・バイオテックで、キナーゼ阻害薬の全世界における開発、商業化権を譲渡した。吉野公一郎社長はこの契約について「臨床試験が開始されるとマイルストンを受け取れることになっている。試験は16年末から来年上期に始まると予想している」と語った。  通期業績は、売上高15億6900万円(前期比156.5%増)。事業セグメント別に見ると創薬支援事業は9億5400万円(56.0%増)と好調に推移した。創薬事業はヤンセンからの契約一時金を計上したことで6億1400万円。その結果、営業利益は4億7200万円(前期は▲6億3400万円)、経常利益は4億9200万円(▲6億700万円)、当期純利益は4億5600万円(▲8億4600万円)と過去最高益を記録した。

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