医療企業・その現状と展望
東芝メディカルシステムズ 各種画像診断機器で世界の大手
2016年4月15日号
東芝は経営再建のため原子力・半導体を軸にする事業再編を急いでいるが、事業再編の一環として医療機器事業を担当する東芝メディカルシステムズをキヤノンに売却することで合意した。3月17日に契約を締結したが、事業展開する各国の競争法規制当局の承認を経て、株式を移転、キヤノン子会社になる。日程は未定だ。今後も一定期間、社名及びブランドを維持しながら事業を継続していく。一定期間後は社名、ブランドともキヤノンを冠にしたものに変わる。
全株式の譲渡金額は約6655億円、決算公告によると14年度の東芝メディカルシステムズの単体売上高は2800億円、営業利益は177億円だったから、譲渡金額は売上高の約2.4倍、営業利益の約37.6倍に相当する。なお、連結ベースでは売上高は4000億円強、営業利益は250億円強と推定される。
東芝メディカルシステムズは、疾病の早期診断、早期治療に重要...
東芝は経営再建のため原子力・半導体を軸にする事業再編を急いでいるが、事業再編の一環として医療機器事業を担当する東芝メディカルシステムズをキヤノンに売却することで合意した。3月17日に契約を締結したが、事業展開する各国の競争法規制当局の承認を経て、株式を移転、キヤノン子会社になる。日程は未定だ。今後も一定期間、社名及びブランドを維持しながら事業を継続していく。一定期間後は社名、ブランドともキヤノンを冠にしたものに変わる。
全株式の譲渡金額は約6655億円、決算公告によると14年度の東芝メディカルシステムズの単体売上高は2800億円、営業利益は177億円だったから、譲渡金額は売上高の約2.4倍、営業利益の約37.6倍に相当する。なお、連結ベースでは売上高は4000億円強、営業利益は250億円強と推定される。
東芝メディカルシステムズは、疾病の早期診断、早期治療に重要な
有料会員限定
会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください
【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)
ログイン
会員登録