医薬経済オンライン

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平時医療体制の破錠に備える 〜電光石火こそ最良の有事医療〜

「災害」をいかに考えるべきか

第2回

一般社団法人TACMEDA協議会理事長 照井資規

2016年4月15日号

 前回4月1日号では、平時の救急医療体制が破綻する閾値は意外と低く、10人単位で重傷者が発生することで、そうなりかねないことを述べた。手術を必要とするような10人単位での重傷者の発生のほかに、CBRNe(シーバーン)による特殊な傷害もまた平時の医療体制を破綻させるものである。  シーバーンとは、化学(chemical)・生物 (biological)・放射性物質 (radiological)・核 (nuclear)・爆発物(explosive) の頭文字であり、これらによって発生した災害をシーバーン災害と称する。爆発物(explosive)の「e」が小文字なのは、爆発は化学・生物・放射性物質・核のそれぞれと組み合わされることで複合特殊災害となることを表している。シーバーンは人為的な面が大きく「CBRNe事態」と捉えるほうが適切だ。  前回4月1日号では、平時の救急医療体制が破綻する閾値は意外と低く、10人単位で重傷者が発生することで、そうなりかねないことを述べた。手術を必要とするような10人単位での重傷者の発生のほかに、CBRNe(シーバーン)による特殊な傷害もまた平時の医療体制を破綻させるものである。  シーバーンとは、化学(chemical)・生物 (biological)・放射性物質 (radiological)・核 (nuclear)・爆発物(explosive) の頭文字であり、これらによって発生した災害をシーバーン災害と称する。爆発物(explosive)の「e」が小文字なのは、爆発は化学・生物・放射性物質・核のそれぞれと組み合わされることで複合特殊災害となることを表している。シーバーンは人為的な面が大きく「CBRNe事態」と捉えるほうが適切だ。

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