裏切りと思惑に揺れる代表選
日本循環器学会、東大・小室教授が抱える「爆弾」
2016年4月1日号
関係者も驚く選挙が行われた勝山館 3月18日正午、東北大学のホールで、天皇・皇后両陛下を案内する男性の姿があった。展示パネルを指差しながら両陛下に震災時の医療の様子を語る男性の名前は下川宏明氏。東北大学大学院循環器内科学の教授で、同日から仙台市で開催された日本循環器学会(日循)学術集会の大会長を務める人物だ。下川氏は、両陛下が学会の「東日本大震災復興5周年企画展示」を見学することになり、案内役に選ばれていた。日循学術集会を両陛下が訪問するのは初めてで、その案内役は名誉ある大役だ。
約2万5000人の会員が所属する日循は、日本消化器学会に次ぐ日本最大規模の内科系学会とされる。その日循のトップである代表理事が、この日の夜、「役員等選出委員会」で選ばれる予定だった。下川氏は代表理事の有力候補とされ、名実ともに日循のトップに上り詰めようとしていた。
関係者も驚く選挙が行われた勝山館 3月18日正午、東北大学のホールで、天皇・皇后両陛下を案内する男性の姿があった。展示パネルを指差しながら両陛下に震災時の医療の様子を語る男性の名前は下川宏明氏。東北大学大学院循環器内科学の教授で、同日から仙台市で開催された日本循環器学会(日循)学術集会の大会長を務める人物だ。下川氏は、両陛下が学会の「東日本大震災復興5周年企画展示」を見学することになり、案内役に選ばれていた。日循学術集会を両陛下が訪問するのは初めてで、その案内役は名誉ある大役だ。
約2万5000人の会員が所属する日循は、日本消化器学会に次ぐ日本最大規模の内科系学会とされる。その日循のトップである代表理事が、この日の夜、「役員等選出委員会」で選ばれる予定だった。下川氏は代表理事の有力候補とされ、名実ともに日循のトップに上り詰めようとしていた。
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