医療企業・その現状と展望
日本光電工業 医療用電子機器の開発・販売専業
—生体情報モニタでトップシェア—
2016年4月1日号
日本光電工業は医療用電子機器を幅広く開発・販売し、主力製品は内外で高いシェアを占める。そのひとつがAEDの略称で知られる自動体外式除細動器である。07年に国産では初のAED開発に成功、東京マラソンに36台を提供してサポート、心肺停止者2人が救われた。08年からは公式スポンサーとしてAEDを提供、09年にはこれによってタレントの松村邦洋氏が救われて話題なっている。
51年に世界初の全交流直記式脳波計を開発・販売してスタートした企業で、脳波計の国内シェアは90%に達する。以後も世界初、日本初の製品を相次ぎ開発、製品ラインは多岐にわたる。AED以外の主な開発の系譜を見ると52年に世界初の電気脳内眼底血圧計、55年に世界初の電子管記録式心電計、60年に日本初の多用途監視記録装置、65年に日本初の心室細動除去装置、67年に日本初の重症患者監視装置、76年に世界初のテレ...
日本光電工業は医療用電子機器を幅広く開発・販売し、主力製品は内外で高いシェアを占める。そのひとつがAEDの略称で知られる自動体外式除細動器である。07年に国産では初のAED開発に成功、東京マラソンに36台を提供してサポート、心肺停止者2人が救われた。08年からは公式スポンサーとしてAEDを提供、09年にはこれによってタレントの松村邦洋氏が救われて話題なっている。
51年に世界初の全交流直記式脳波計を開発・販売してスタートした企業で、脳波計の国内シェアは90%に達する。以後も世界初、日本初の製品を相次ぎ開発、製品ラインは多岐にわたる。AED以外の主な開発の系譜を見ると52年に世界初の電気脳内眼底血圧計、55年に世界初の電子管記録式心電計、60年に日本初の多用途監視記録装置、65年に日本初の心室細動除去装置、67年に日本初の重症患者監視装置、76年に世界初のテレメ
有料会員限定
会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください
【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)
ログイン
会員登録