医薬経済オンライン

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安倍首相が執心する労働政策の真意

所管の厚労省は「経産省」に出し抜かれる

2016年3月15日号

 仕事の内容が同じであれば、正社員か非正規雇用かを問わず、同じ賃金に──。このところ、「同一労働・同一賃金」の導入に熱心な安倍晋三首相の姿が目立つ。「労働者の味方」というお株を奪われた野党は、焦りを隠せない。ただ、職務ごとに賃金を決めるのは容易でなく、実効性は不透明だ。政界では、夏の参院選を睨んだ安倍流の争点つぶし、とも見られている。 「雇用慣行に十分留意したうえで、躊躇なく法改正の準備をしていく」  2月23日夕。首相官邸であった「1億総活躍国民会議」で、最後に発言した安倍首相は同一労働・同一賃金の実現に向けてそう語り、法改正に踏み込んだ。会議では、榊原定征・経団連会長ら経済界の委員が「是正するのは不合理な格差」「企業の労務負担が増えないように」といった条件を付けたものの、首相の提案はあっさり了承された。  首相が同一労働・同一賃金の導入...  仕事の内容が同じであれば、正社員か非正規雇用かを問わず、同じ賃金に──。このところ、「同一労働・同一賃金」の導入に熱心な安倍晋三首相の姿が目立つ。「労働者の味方」というお株を奪われた野党は、焦りを隠せない。ただ、職務ごとに賃金を決めるのは容易でなく、実効性は不透明だ。政界では、夏の参院選を睨んだ安倍流の争点つぶし、とも見られている。 「雇用慣行に十分留意したうえで、躊躇なく法改正の準備をしていく」  2月23日夕。首相官邸であった「1億総活躍国民会議」で、最後に発言した安倍首相は同一労働・同一賃金の実現に向けてそう語り、法改正に踏み込んだ。会議では、榊原定征・経団連会長ら経済界の委員が「是正するのは不合理な格差」「企業の労務負担が増えないように」といった条件を付けたものの、首相の提案はあっさり了承された。  首相が同一労働・同一賃金の導入をぶ

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