医薬経済オンライン

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世界の医薬品業界

15年決算と競争が激化するジェネリック事業

第108回

医薬評論家 五條正也

2016年3月15日号

 医薬品大手の15年決算を総括すると、何よりドル高が一方的に進んだことで、ドル決算のメーカーでは米国以外の売上げが減少した影響が大きい。ユーロは15年平均のドル換算値が14年平均から16%以上は下落しており、ユーロ圏では売上げを19%以上伸ばせなければドルで減収になった。  円は12.6%下落したため、ファイザーは2位の日本市場の全売上高に占める割合が、13年10%、14年9%、15年8%と年々減少していることを年次報告書(10─K)では円グラフで示している。ファイザーで年間5億ドル以上の売上げのある国は日本を含めて12カ国で、これは13年から変わっていないが、米国だけ14%増と伸びる一方、他国は通貨下落の影響が大きく、米国の売上げ比率は14年の38%から15年は44%へ6ポイント拡大した。  また、15年決算のもう1つの大きなポイントとして、ブリストル・マイヤーズスクイブのがん免疫...  医薬品大手の15年決算を総括すると、何よりドル高が一方的に進んだことで、ドル決算のメーカーでは米国以外の売上げが減少した影響が大きい。ユーロは15年平均のドル換算値が14年平均から16%以上は下落しており、ユーロ圏では売上げを19%以上伸ばせなければドルで減収になった。  円は12.6%下落したため、ファイザーは2位の日本市場の全売上高に占める割合が、13年10%、14年9%、15年8%と年々減少していることを年次報告書(10─K)では円グラフで示している。ファイザーで年間5億ドル以上の売上げのある国は日本を含めて12カ国で、これは13年から変わっていないが、米国だけ14%増と伸びる一方、他国は通貨下落の影響が大きく、米国の売上げ比率は14年の38%から15年は44%へ6ポイント拡大した。  また、15年決算のもう1つの大きなポイントとして、ブリストル・マイヤーズスクイブのがん免疫療法

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