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Patient Relations

NPO法人 宮城県患者・家族団体連絡協議会(MPC)

2016年3月15日号

患者から見た震災の教訓小関理理事長鈴木明美副理事長「避難所に病気や障害を持つ人はほとんどいませんでした。でも、いないのではなく、いることができなかったんです」 東日本大震災発生後、何十ヵ所も避難所を歩いた小関理氏は、こう話した。宮城県石巻市で被災した鈴木明美氏も、一時期は避難所にいたが、何とかして自宅に戻った。病気や障害を持つ人たちにとって、避難所に自分たちの居場所はなかったからだ。健常者に病気や障害を持つ人の事情はなかなか理解してもらえない。行政の対応も、期待したものではなかった。 宮城県患者・家族団体連絡協議会(MPC)は、宮城県の患者団体や家族の統括団体だ。宮城県から難病相談支援センターと仙台市から仙台市難病サポートセンターを受託している。患者同士だから、相手の痛みがわかる。今は小関理事長、鈴木副理事長として、患者同士をつなぐ役割... 患者から見た震災の教訓小関理理事長鈴木明美副理事長「避難所に病気や障害を持つ人はほとんどいませんでした。でも、いないのではなく、いることができなかったんです」 東日本大震災発生後、何十ヵ所も避難所を歩いた小関理氏は、こう話した。宮城県石巻市で被災した鈴木明美氏も、一時期は避難所にいたが、何とかして自宅に戻った。病気や障害を持つ人たちにとって、避難所に自分たちの居場所はなかったからだ。健常者に病気や障害を持つ人の事情はなかなか理解してもらえない。行政の対応も、期待したものではなかった。 宮城県患者・家族団体連絡協議会(MPC)は、宮城県の患者団体や家族の統括団体だ。宮城県から難病相談支援センターと仙台市から仙台市難病サポートセンターを受託している。患者同士だから、相手の痛みがわかる。今は小関理事長、鈴木副理事長として、患者同士をつなぐ役割を担

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