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審査建言

化血研事件から何を学ぶべきか

医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス財団理事長 土井脩

2016年3月15日号

 昨年来、新聞の社会面を賑わした化学及血清療法研究所の事件は、110日間の業務停止という行政処分により、問題処理の第一歩を踏み出した。医薬品業界もグローバル化し、レギュラトリーサイエンスの重要性が叫ばれている現在、営々と不正を続けてきた製薬企業が、化血研というワクチンや生物学的製剤などでは大手企業だっただけに、その根の深さを感じさせる。今回の事件は、医薬品業界や薬事や血液、ワクチン行政、そして現代風に言うとレギュラトリーサイエンスの役割は何かといった多くの問題点を掘り起こした。  昨年来、新聞の社会面を賑わした化学及血清療法研究所の事件は、110日間の業務停止という行政処分により、問題処理の第一歩を踏み出した。医薬品業界もグローバル化し、レギュラトリーサイエンスの重要性が叫ばれている現在、営々と不正を続けてきた製薬企業が、化血研というワクチンや生物学的製剤などでは大手企業だっただけに、その根の深さを感じさせる。今回の事件は、医薬品業界や薬事や血液、ワクチン行政、そして現代風に言うとレギュラトリーサイエンスの役割は何かといった多くの問題点を掘り起こした。

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