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話題の焦点

「生後1年以内〝動物との接触〟」

2016年3月1日号

 屋内でペットを飼うことは、喘息などのアレルギーを発現しやすいと言われる。だが、最近、小さいときに動物と触れたほうが喘息になりにくいという真逆なことが言われだしたりして混乱が生じている。 幸いこの問題で大変参考となる疫学調査結果が、昨年11月米国医師会誌に掲載された。 スウェーデン・ウプサラ大学の研究で、幼少児65万人を対象にしており、この種の研究では過去最大規模だ。 とくに生後1年以内に限定、動物接触と喘息との関連を検討。まず犬との接触については、喘息リスクが13%低く、そのほかの家畜との接触については約40%も喘息リスクが低いことを確認した。 これにより、近く妊娠、出産を予定している家庭では、とりあえず一安心だろう。 とはいえ、動物の毛やフケはアレルゲンとなりやすく、繰り返し吸い込むことでアレルギー反応が起こりやすい。基本的な注意は怠れない。...  屋内でペットを飼うことは、喘息などのアレルギーを発現しやすいと言われる。だが、最近、小さいときに動物と触れたほうが喘息になりにくいという真逆なことが言われだしたりして混乱が生じている。 幸いこの問題で大変参考となる疫学調査結果が、昨年11月米国医師会誌に掲載された。 スウェーデン・ウプサラ大学の研究で、幼少児65万人を対象にしており、この種の研究では過去最大規模だ。 とくに生後1年以内に限定、動物接触と喘息との関連を検討。まず犬との接触については、喘息リスクが13%低く、そのほかの家畜との接触については約40%も喘息リスクが低いことを確認した。 これにより、近く妊娠、出産を予定している家庭では、とりあえず一安心だろう。 とはいえ、動物の毛やフケはアレルゲンとなりやすく、繰り返し吸い込むことでアレルギー反応が起こりやすい。基本的な注意は怠れない。 

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