医薬経済オンライン

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深層◎16年度調剤報酬改定

金を払っても必要か「かかりつけ薬剤師」

調剤チェーンは「指名」獲得へ露骨に商売

2016年3月1日号

改定を受けて会見する日薬幹部「『かかりつけ』の関係だからという理由で、今さら患者から追加料金なんか取れるわけがないだろう」  自ら「かかりつけ」の患者を十数人抱える、個店薬局経営者は怒りの声を上げる。矛先が向かうのは16年度調剤報酬改定で新設されることが決まった「かかりつけ薬剤師指導料」(70点)だ。  患者から「かかりつけ薬剤師」に指名され、同意書を結ぶことで、既存の「薬剤服用歴管理指導料」(50点・38点)の代わりにより高いフィーを得られる指導料である。今改定の数少ない「プラス要素」の目玉に位置付けられているはずなのだが、これが改定前から現場の不評を買っている。 改定を受けて会見する日薬幹部「『かかりつけ』の関係だからという理由で、今さら患者から追加料金なんか取れるわけがないだろう」  自ら「かかりつけ」の患者を十数人抱える、個店薬局経営者は怒りの声を上げる。矛先が向かうのは16年度調剤報酬改定で新設されることが決まった「かかりつけ薬剤師指導料」(70点)だ。  患者から「かかりつけ薬剤師」に指名され、同意書を結ぶことで、既存の「薬剤服用歴管理指導料」(50点・38点)の代わりにより高いフィーを得られる指導料である。今改定の数少ない「プラス要素」の目玉に位置付けられているはずなのだが、これが改定前から現場の不評を買っている。

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