医薬経済オンライン

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旭化成が迫られる経営の「質的刷新」

石化、エレクトロニクス、ヘルスケアの3事業は「向かい風」

2016年3月1日号

多難な船出となる小堀次期社長「強力なパンチを備えているはずだったが、『ガラスの顎』だとわかった」──。米ウォールストリート・ジャーナルは、日銀の「マイナス金利」導入後、手詰まり感を増した安倍晋三政権の「アベノミクス」の現状を、打たれ弱いボクサーに例えて失望を示した。同紙は、「アベノミクス」にとって唯一の頼みの綱である日経平均株価の「土台の脆さが露呈した」と指摘したうえで、為替の円高がさらに進行した場合、「投資家にとって株売りのさらなるシグナルになる」と警鐘を鳴らした。  話はやや飛躍するかもしれないが、これと似たような展開を見せたのが、横浜市の「傾斜マンション」騒動で大きな批判を浴びた旭化成である。野武士集団との異名をとったのは昔のこと。昨年10月に問題化して以降、実は“グラス・ジョー”の持ち主であることが白日の下に晒されてしまっ... 多難な船出となる小堀次期社長「強力なパンチを備えているはずだったが、『ガラスの顎』だとわかった」──。米ウォールストリート・ジャーナルは、日銀の「マイナス金利」導入後、手詰まり感を増した安倍晋三政権の「アベノミクス」の現状を、打たれ弱いボクサーに例えて失望を示した。同紙は、「アベノミクス」にとって唯一の頼みの綱である日経平均株価の「土台の脆さが露呈した」と指摘したうえで、為替の円高がさらに進行した場合、「投資家にとって株売りのさらなるシグナルになる」と警鐘を鳴らした。  話はやや飛躍するかもしれないが、これと似たような展開を見せたのが、横浜市の「傾斜マンション」騒動で大きな批判を浴びた旭化成である。野武士集団との異名をとったのは昔のこと。昨年10月に問題化して以降、実は“グラス・ジョー”の持ち主であることが白日の下に晒されてしまった。

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