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海外時報

バイオシミラー巡る「闇試合」

パテント・クリフ後のGE市場

2016年3月1日号

 この2月、抗がん剤分野のブレークスルーの先駆けである慢性骨髄性白血病治療薬「グリベック」のジェネリック製剤(GE)が売り出された。昨年6月の多発性硬化症(MS)治療薬「コパキソン」に続く高額製剤のGE化の流れで、生物学的製剤のバイオシミラー(BS)とともに医薬品市場への影響が目を離せない新しい要素だ。  大型慢性疾患用薬が次々にシェアを失ったパテント・クリフを通り抜けた今も、GE浸食は周期的な脅威だ。しかし、参入バリアに守られた複雑な低分子製剤、生物学的製剤の約束は、遠くない将来、あっけなく終わりかねない。  テバは、特許侵害訴訟でモメンタ/サンドによる「コパキソン」のGE参入を遅らせる一方、患者の78%を40㎎製剤、週3回注射薬への切り替えに誘導することで、昨秋までを乗り切ったが、第4四半期に売上高10億ドルを割った。年間売上高は▲5%(うち米国...  この2月、抗がん剤分野のブレークスルーの先駆けである慢性骨髄性白血病治療薬「グリベック」のジェネリック製剤(GE)が売り出された。昨年6月の多発性硬化症(MS)治療薬「コパキソン」に続く高額製剤のGE化の流れで、生物学的製剤のバイオシミラー(BS)とともに医薬品市場への影響が目を離せない新しい要素だ。  大型慢性疾患用薬が次々にシェアを失ったパテント・クリフを通り抜けた今も、GE浸食は周期的な脅威だ。しかし、参入バリアに守られた複雑な低分子製剤、生物学的製剤の約束は、遠くない将来、あっけなく終わりかねない。  テバは、特許侵害訴訟でモメンタ/サンドによる「コパキソン」のGE参入を遅らせる一方、患者の78%を40㎎製剤、週3回注射薬への切り替えに誘導することで、昨秋までを乗り切ったが、第4四半期に売上高10億ドルを割った。年間売上高は▲5%(うち米国は▲

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